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にほん・ニッポンどっちなの? 日本と言う漢字は「にほん」と読んでも「ニッポン」と読んでもよい。 日本について広辞苑には凡そ「わが国の国号、神武天皇建国の地とする大和を国号とし、古く中国では倭と呼んだ。大化改新の頃、日本と書いてやまととよみ、奈良時代以降、ニホン・ニッポンと音読するようになった」と記されている。しかしこの説明では「日本(やまと)」とよまれていた国号が、何故「にほん」と「ニッポン」の二つに分けて音読されるようになったのか、誰でも勝手に使い分けしてもよいのかは定かではない。 結論から先に述べよう。 寧波は中国浙江省東部、杭州湾口南部の都市であり、遣唐使(初630年)が派遣された時より、日中交通の要地としても知られている。(地図参照) 寧波の日本語読みはネイハであり、中国読みではニンポーである。 日本語読みの「ネイハ」と言う音が「ニホン」と言う語源になり、中国語読みの「ニンポー」と言う音が「ニッポン」と言う語源になったのである。 言語学と言う特別な知識が無くても、日本人ならこの寧波の二つの読み方からニッポンとにほんの二つの音に転訛(なまって変化)し、生まれたと導き出せるのである。 日本と言う国号は「日(太陽)の本である!・日の本たれ!」と言う気概を示し表わすための、新しく造られた造語である。 遣唐使らによって寧波の二つの読みからいみじくも「日本」として提起され、力強く「ニッポン」と呼ばれたり、優しく「にほん」と呼ばれたりして、奈良時代以降、「日本(にほん・ニッポン」と言う言葉が、我が国の国号として徐々に認知され、全国へと広まっていったのである。
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